The Distillery
IT’S IN OUR ROOTS
アバーグウィングレジン村は、蒸留所の所在地であり、雄大なRhaeadr Fawr(=ウェールズ語で"アバフォールズ")の滝のふもとに位置しています。年間5万人以上の観光客が訪れるこの美しい場所は、海岸からすぐのA55号線沿いにあり、アクセスも良好です。
19世紀にはスレート(粘板岩)製造所として、世界大戦中はマーガリン工場として、そして最近では飲料卸売業者の倉庫として使われていた私たちの主たる蒸溜所の建物は、2017年に改修し、2018年にウイスキーの製造を開始しました。
蒸溜所の職人技における情熱と技術を示す理想的な場所となっています。
The Process
OUR COPPER STILLS
当社の蒸留器は、洗練された高品質のウイスキーを製造するために特別に設計されています。
高さのある大型の蒸留器を使用することで銅との接触時間が長くなり、不要な硫黄成分を取り除き、よりエステル香の強いフルーティーで軽やかな酒質のスピリッツが生まれます。
UNIQUE IN PRODUCTION AND TASTE
地元の農家と協力し、正真正銘100%ウェールズ産の大麦と新鮮なウェールズ産の水のみを使用しています。また、これらの素晴らしい原材料の品質を際立たせられるよう、レシピは入念に作り上げられています。法律上ウイスキーと認められるよう、最低3年と1日の熟成を経て仕上げられています。
CASKS
蒸留後、アメリカンオークバーボン樽、バージンオーク樽、スパニッシュシェリー樽など、厳選された様々な種類の木樽で熟成させることで、ウイスキーの風味がさらに高まります。
これらの樽は、アバフォールズ蒸留所の敷地内で貯蔵され、メナイ海峡の空気の特性を取り込み、ウイスキーの風味をより本格的なものにします。
AGING
熟成の過程で魔法が起こります。それを熟練のブレンダーが様々な方法でブレンドし、最高級のウイスキーを造り上げるのです。
3年熟成のものから、それ以上の年月を経るものまで、私たちがベストだと思う時期を追求して熟成させています。
The Mouth of the River
ABER FALLS
ウェールズ語で「Abergwyngregyn(アバーグウィングレジン)」と綴られるこの村は、「白い貝殻の川の河口」を意味します。この小さな村はウェールズの主要な観光地で、毎年5万~6万人の観光客が訪れます。Rhaeadr Fawr(アバフォールズ)にも近く、山へのハイキングの出発地点としても最適です。
滝の水は120フィート(約36メートル)の高さから落ち、その川は蒸溜所のすぐ側を流れています。見事に壮大な滝です。
ABERGWYNGREGYN
歴史的に、アバーグウィングレジン村はウェールズ王室との繋がりで最もよく知られており、かつては王子のお気に入りの邸宅のひとつがありました。1925年に村全体が競売にかけられたため、現在はすべてが私有地となっており、約200人の住民が暮らしています。
アバーグウィングレジンは小さく絵のように美しい村ですが、その風景、地形の特徴、そしてメナイ海峡を挟んでビューマリス、ペンモン、パフィン島を望む景観が、地元住民にも観光客にも魅力的な場所となっています。ピクニックや景色を眺めながらのハイキングなど、アバーグウィングレジン周辺には探索すべき場所がたくさんあります。
Proud to be Welsh
OUR AIM:
100%ウェールズ産の持続可能なウイスキー造りを約束し徹底すること
私たちは、ウイスキーが与えるものと同じだけの価値を提供すべきだと考えています。
ウェールズの農家と協力し、最高品質のウェールズ産大麦を栽培することで、私たちの原料が本物で最高の品質であることを保証するだけでなく、ウェールズ経済を向上させることも目指しています。
原料の栽培に加えて、私たちは無駄になるものを一切出さないようにしています。蒸留過程で出る廃液は地元の農場に肥料として提供され、使用済みの穀物は牛の飼料として再利用されます。
また、バンガー大学の穀物研究センターと協力し、地元の他の企業とも提携して、シングルモルトウイスキーに使用するための最高級の麦芽大麦を開発し、栽培しました。
ウイスキーの生産にウェールズ産の大麦を使用することで、地元経済を活性化し、北ウェールズ全域で大麦の栽培をさらに促進したいと考えています。